美文字になりたい!自宅でペン字の練習を始めました

 

自分の書く字の汚さを見るたびに悲しいやら情けないやら…。美文字を書けるようになってやるぞ~!と一念発起。年末にペン字の本を購入して、 毎日自宅で字の練習をすることにしました。

「ユーキャン」や「日ペンの美子ちゃん」みたいなペン字講座で勉強しないと難しいのかな?という気持ちもありましたが、書店で購入できるペン字の練習帳を独学でやるだけでも効果があるようです。

 

ペン字を始めた理由

子どもの頃は習字教室に通っていましたが、奇麗な字は身に付きませんでした。

大人になってからも字が汚くて、お店でクレジットカードの署名をするときや、仕事で手書きのメモを同僚に渡すとき、「人に字を見せるの恥ずかしいな…」といつも思っていました。

職場の同年代の方に比べると、私の字はとても子どもっぽいというか、小学生ががんばって書きました!みたいな字なんですよね…。

仕事の書類はパソコンで作成するとはいえ、やっぱり字を書く機会は多いです。

うちの会社は退職する社員に寄せ書きを渡したりもするので、字が汚いのはちょっと、いやかなり恥ずかしい。

これからの人生でもずっと恥ずかしいと思いながら字を書くくらいなら、今からでもがんばって美文字を目指そう!と思いました。

 

 ペン字練習帳とペンを購入

私が練習で使っているのはこちらの本です。

 

本屋さんには他にもたくさんペン字の本があったんだけど、以下の理由でこの本を選びました。

  • 1日目、2日目のように練習量が小分けになっていて、毎日ちょっとしか練習する時間がなくても続けられそう(私の場合、実際には1日分が30分~1時間くらいでした)
  • お手本の字が私の理想とする字だった(他の本は「この字、きれいかな…?」みたいなのもありました)
  • ペンの持ち方が分かるガイドシールが付いている

概ね満足!なんだけど、カタカナの練習がないところだけはちょっと残念です。あと、他の本もそうだけど、数字の練習もあったらいいのにな~と思います。

 

ペンはガイドシールの使い方の案内ページにも掲載されていた、ZEBRAのSARASAを購入。やっぱりゲルインクが書きやすい。

 

私の字が汚かった原因

練習を始めてみて、これが原因だったのかな?と思うことがいくつかありました。

 

ペンの持ち方が悪い

この本の表紙をめくってすぐのところに「正しいペンの持ち方」と「誤ったペンの持ち方」が写真で紹介されているんだけど、まさにこの誤った持ち方でペンを持っていました。

文字で説明すると分かりにくいかもですが、人差し指の上に親指が被さっているような持ち方です。

たまたまYouTubeでペンの持ち方についての動画を見たことがあって、この誤った持ち方で字を書こうとすると、ペンの可動域が狭くなってしまいきれいな字が書けないのだそうです。(親指で押さえ込んでしまうせいでペンが動かしずらい)

ガイドシールを付けたペンで正しい持ち方にしてみると、最初の内は指に力が入らなくてヘロヘロの字しか書けなかったのですが、1週間くらいでしっかり書けるようになりました。

確かに、これまでより遠くまで線が書けます。

 

文字の形をきちんと認識できていない

例えば、ひらがなの「ろ」という字。私が普段書く「ろ」は、数字の「3」と見分けがつかないような字でした。

上の線は短く、ちょっと反り返っている、左下にまっすぐ斜めに線を下ろす、丸みをつけて最後は線を払う、という文字の形を細かく認識せずに書いていたのです。

お手本をじっくり見ながら書いていると、「この字ってこんな形してたんだ!?」とびっくりします。

特に漢字は「この線はこんなに長く書くものだったんだ」「この部分はこういう角度で書くときれいに見えるんだ」と驚くことばかりです。

 

ペン字の練習は独学でも効果がある

ペン字教室や通信講座にはそれぞれに魅力的な効果があると思いますが、自宅で市販のペン字の本を使って練習するだけでもかなりの効果があると感じました。

個人的には以下の点が独学の良いところだと思います。

  • 1ヶ月1,000円程度から始められる
  • 途中で練習をストップしてしまっても、余計な課金がされない
  • 自分の都合に合わせて練習量・時間を決められる

仕事や家事が忙しくてあまり時間が取れない、でも字の練習がしたい、という方には独学がお勧めです。